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当科診療について

対象疾患

当科では、急性白血病、慢性白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器腫瘍から、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、血友病などの良性血液疾患まで、幅広い血液疾患の診療を行っています。

造血器腫瘍に対しては、化学療法に加え、分子標的治療や免疫療法などの新しい治療法を積極的に導入し、患者さん一人ひとりの病状に応じた最適な治療の提供に努めています。また、CAR-T細胞療法実施施設として、再発・難治性の悪性リンパ腫や多発性骨髄腫に対する高度な細胞療法にも取り組んでいます。

さらに、当科は造血幹細胞移植推進拠点病院として、自家移植および同種移植を積極的に実施しており、東北地方を中心に多くの医療機関から移植や細胞療法を目的とした患者さんを受け入れています。HLA適合血縁者間移植、HLA半合致(ハプロ)移植、非血縁ドナー移植、臍帯血移植など、幅広い移植医療に対応し、患者さんごとに適切な治療法を選択しています。

また、日本成人白血病治療共同研究グループ(JALSG)や日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)をはじめとする全国規模の臨床試験・臨床研究にも積極的に参加し、新たな治療法の開発と医療水準の向上に貢献しています。東北地方における高度血液医療の中核施設として、診療・研究・教育を通じて血液医療の発展に貢献するとともに、安全で質の高い医療の提供に努めています。

診療実績

1-1.血液新患 新患外来症例数 カテゴリ別集計 2016年(疑い症例を含む)

カテゴリ 例数
急性骨髄性白血病 16例
骨髄異形成症候群 40例
骨髄増殖性疾患(二次性多血症含む) 30例
慢性骨髄性白血病 11例
急性リンパ性白血病 5例
悪性リンパ腫 139例
慢性リンパ性白血病 3例
多発性骨髄腫(関連疾患含む) 19例
白血病リンパ腫その他 17例
再生不良性貧血 11例
特発性血小板減少性紫斑病 17例
血球減少(鉄欠乏性貧血,溶血性貧血,その他各種) 42例
凝固異常 12例
その他 6例