写真  トップページ   写真  医局員専用   写真  サイトマップ

 

 

写真

写真
TOP > 当科近況

藤井先生の教授就任講演が開催されました

写真

令和6年6月17日(月) 医学部百周年開設記念ホール 星陵オーディトリアム 講堂にて東北医学会 教授就任記念講演会が開催されました。

その中で、今年度より医学研究科 臨床免疫学分野の教授に就任された藤井博司教授(東北大学病院 リウマチ膠原病内科 科長兼任)が「膠原病における自己抗体の病的意義の解明とその制御を目指して」という演題で講演されました。講演は自己免疫疾患についてのわかりやすい説明から始まり、自己免疫疾患における抗血管内皮抗体同定のために開発され、高安動脈炎における自己抗体の発見につながるSerological identification system for Autoantigens using a Retroviral vector and Flow cytometry (SARF)システムの構築や全身性エリテマトーデスの病原性B細胞で特異的に発現する治療標的分子の探究といった藤井教授のこれまでの研究成果に続く内容でした。これまでの研究成果を踏まえて今後、次世代リウマチ膠原病医療に変革をもたらす研究を推進していくという強い意志を感じる内容であり、診療科に引き続き分野としても独立して一層存在感を示していく事が求められる中、医局員として背筋が伸びる思いで拝聴しました。

本公演の内容は1ヶ月ほど東北医学会ホームページ上で公開されておりますので、ぜひ ご視聴ください。(IDとパスワードが必要です。)

(文責:石井 悠翔)